サーマルカメラを左右に1セットつけて3D画像にする実験を大工大の学生にご協力していただきました。
- まず左右のセットに電力を均等に配分しないと画像のバランスが崩れています。
- デザインもある程度考慮する必要があります。
- 立体感についてですが、センサーの距離は離すと立体感が強くなりますが、あまり距離を離すと不自然な感覚で酔うようになります。
今回アプリ側には3点測量で距離を計算する機能を追加しています。5m前後までの測定が限界で誤差は大きいですが、例えば炎の様な物質でないものの測定はこの方法しかできません。
例えば火事の消化活動で消火対象までの距離が分からないと適切に消火剤を散布できません。
実践的な用途でも評価されると思います。FLIR社はこの機能についてのレポートをホームページから削除したので軍事的な要素があると思われます。ドローンを兵器としている実践では効果が出ていますが、技術がその様な形で使用されるのは非常に残念です。
大工大と大商のアーリーアダプターコミュニティでサーマルステレオカメラを使ってスポーツやお化け屋敷の提案をして頂きました。アプリや機器をリリースすれば予想外な使われ方もあり出せるものは発表しようと思います。
技術的な問題で正式版は遅れています。アプリに使えるライブラリーやOSのバージョンアップや機器別の設定等が複雑なので整理中です。
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