2019年9月21日土曜日

AITC東海支部でのプレゼン


AIアイデアコンテストのフォローアップでエントリーした内容のデモを披露した際に内容を気に入って頂いて9月26日に東海支部(名古屋)でもデモする事になりました。
このFLIRのLEPTONを使ったサーモグラフィーを始めてから3年になります。
少しずつ性能を向上しながら機械学習の要素を取り入れてから企業からの依頼が来る様になりましたが、依然ビジネスになるには今一歩と言ったところです。

基本的な部分は他のスタートアップと同様にポイントを抑えていますが、まだまだユーザー視点かと言うと暗中模索状態です。
今年に入ってからは提案のあった要素を加えて良い仕上がりになってきました。
今年もポイントは同じ。
実現性】既存ビジネスと差別化できており、明確かつ現実的な内容である
      (例)・既にあるAI技術を活用した新しい提案
         ・実証前のAI技術であっても、それを実現する道筋がある提案
単なるPOC支援に見える。
ストーリーや背景は理解できるが、具体的に可能となることのすごさがやや伝わりにくい。
「理解の難しいAIや機械学習の習得」に対する学習サポート面がしっかりしていれば、
    テーマに沿った意味が出ると思う。
ツールセットがほぼ出来ているので実現性は高い。

プロトタイプは出来ているので実現性は評価できる。

【収益性】将来的に収益の見込める内容であること
      (例)・市場性やリスク要因を分析した具体的な事業計画を伴う提案
       ・新規市場の創出が期待される提案
サポートクオリティ次第では需要も見込める。
競合サービスとの差異に関して説明がほしい。
特化している印象なので、どれくらい広がるかが課題。

サーモグラフィーカメラの用途とマーケットが見えないため、現状では収益性は低い。
   アプリのDL数と収益性はあまり関係がない。

【ユーザー視点】ユーザーの価値創造が明確な内容であること
      (例)・誰のために、価値を創造するのか明確な提案
         ・ユーザーにどのような価値を提供するのかが具体的な提案
コストのかからないAI活用のニーズはある。
○AI技術の導入のハードルを下げるというテーマは好印象。
サーモカメラを絡めたユースケースについて、より明確な説明がほしい。同感
現状では、サーモグラフィーカメラの用途があまり見えない。

ニーズの所在について明確な説明がほしい。

【社会性】社会課題の解決に向けた内容であること
      (例)・課題を抱える現場のニーズに即した具体的な提案
         ・社会全体へのインパクトが期待される提案
本質的な社会課題をついたアイデアであることは評価でき、可能性を感じる。
○AI技術の普及という意味で、社会貢献性はある。
○AIを使ってみたいという画像処理技術者の欲求は満たすだろう。


【技術性】独創的な技術を取り入れた内容である
      (例)・独自開発したデバイスやアプリケーションを活用した提案
         ・既存技術の新たな活用方法を取り入れた提案
独自の技術・フレームを活用し、具体的に考案されている。
具体的な開発紹介があり、評価できる。
サーモカメラは面白そう。
既にプロトタイプが出来ており、評価できる。技術的に新規性があればよりよい。 

[その他コメント]

先行社あり(フューチャースタンダード)。
ターゲットビジネスや起業の明確化が必要。

○AIの民主化ツールは、昨今DataRobotNECdotData、その他Googleなども参入をしてきている領域でレッドオーシャン化している。その中での優位性について説明がほしい。

自動車用か太陽光用か病院用か思案中です。

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