2020年8月10日月曜日

カメラの基本

 今回のプロジェクトはカメラで画像を記録(録画も基本は一緒)するのですが、趣味が役に立つことになりました。

今がカメラが賢くなってスマホでもボタン一つで難なく記録できる様になりました。


が、基本機能を理解しないと良いデータは撮れません。

レンズを通してセンサーに光を当てて記録するので、センサーの露出時間をコントロールするので基本はセンサーの感度、シャッタースピード、絞りの組み合わせです。

ここからはフィルムカメラの知識が必要です。

センサーの感度は俗にISO感度(屋外はだいたいISO100、室内はISO400が基本。)

シャッタースピードはデジカメでも1秒から1/2000秒の設定

レンズの絞り(F値)は1.4から16段くらいです。ステップの基準はだいたい決まっていて、

F1から1.2, 1.4 ,2.0, 2.8, 4.0, 5.6, 8.0, 11, 16のステップを段といってシャッタースピードとの組み合わせを決めます。

標準レンズは焦点距離50mm(35mmフィルム基準)で画角が決まります。

標準レンズとは人が基準でだいたい見て認識している範囲(焦点の合う範囲)になっています。45mmと言う人もいますが、大抵50mmがどのレンズメーカーでも基本です。

*実際眼に映る範囲はもっと広く170度くらいはあり、その範囲で動きがあれば感じます。

ウキペディアの画角を参照。

次にISO感度です。今はセンサー技術が飛躍的に進んでロウソクの光で昼間の様に写せます。
フィルムの時代は大体ISO400から1600位でしたが最新はISO51200です。
感度は万能ではなく感度を高くすると画像が荒れてきます。今のデジタル一眼レフだとISO3200位なら普通の人なら問題の無い画質です。

シャッタースピードは、普通は1/1000秒あれば十分、遅いと手ブレは被写体ブレになります。レンズの焦点距離によって若干変わります。
昔教わったのは、1/焦点距離以下のスピードで手ブレする。
50mmレンズだとシャッタースピード1/50秒で手ブレし始める。

それぞれの組み合わせ早見表。
例えば       : 基準とした場合。 ISO感度をあげれば絞り優先で
ISO感度      :   ISO100 ,       ISO200
絞り(F)      :   F2.0,                    F2.8
シャッタースピード :     1/60秒                1/60秒

例えば       : 基準とした場合。 ISO感度をあげればシャッタースピード優先で
ISO感度      :   ISO100 ,       ISO200
絞り(F)      :   F2.0,                    F2.0
シャッタースピード :     1/60秒                1/120秒

手ブレをしない様にシャッタースピード優先でシャッタースピードを絞りに対してあげて行きます。
焦点を浅くして(焦点を合わせている所以外をボケさせて撮影する場合)絞り優先です。

なので対象物に焦点を合わせてブレなく画質を上げる為にそれぞれを調整する必要があります。全自動になっても、条件が厳しくなれば人間が何に優先するかと決めて撮影する必要があります。

上記を体感する為にはフィルムカメラです。(笑)
10年程前にデジタル一眼レフを初めてなんでも自動で思った様な写真が撮れないと、気づいてからオークションでライカを手に入れました。(ライカ(西ドイツ製)とはカメラの世界では車で言うベンツかロールスロイスといったところです。)なにせ100年以上の歴史なのでバースデイライカと言って自分の生まれた年のカメラを買うようです。
私はライカのM2-R(1969年にライカのニューヨーク支店がアメリカの顧客向けに2000台を限定生産したモデルを10万円で落札して3万円でオーバーホールしました。)
今でも状態の良いモデルは50万円は下らない値段で取引させています。レンズも10万円でその時のセットされていた同じモデルを入手しました。
因みに当時のセットの完品の状態の良いモデルは100万円は下りません。
車と一緒でそれらは実用する為では無く眺める為で、勿体なくて使えません。(笑)
もちろん全てマニュアル操作です。
フル装備でこんな感じ。。。
■主な特徴1969年から1970年にかけて生産されたM型ライカの限定モデルです。
このモデルは、ライカが1966年にアメリカ軍用として製作したもののキャンセルされてしまった幻のモデル「KS-15(4)」がライカコレクターの手に渡り、ニューヨークライツより1969年から1970年にかけて2000台限定販売されたものです。
このモデルのポイントとして、「KS-15(4)」の大きな特徴であった基本ベースはM2でありながら、フィルム装填は後継機種のM4より導入された「ラピッドローディング」を標準装備したこと、
そしてボディ単体での販売のほかに、このモデル用に一度生産終了された高性能レンズ「DRズミクロン50mmF2」がこのモデルのために復刻されました。
今では限定モデルも時折見かけるライカではありますが、古くは1930年代よりライカはユーザー向けに限定モデルを販売しており、
当時からのファンの多さに驚かされます。
■主な仕様型式:35mm距離計連動式フォーカルプレーンシャッターカメラ
使用フィルム:35mmフィルム
画像サイズ:24×36mm
レンズマウント:ライカMマウント(バヨネット式)
シャッター:横走り布幕式フォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード:T、B、1、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500、1/1000秒等間隔目盛
距離目盛:∞~0.7m
セルフタイマー:ボディ前面に配置。(10秒)
ファインダー:ブライトフレームファインダー、35mm、50mm、90mm
フィルム感度:ASA感度表示
フィルム巻き戻し:ノブ式
フィルムカウンター:手動式(※フィルム装填後、自信でカウンターを「1」にする必要あり

能書きはこれくらいで、ぼちぼちカメラの選定します。レンズも今回の用途用に分けないといけないかも?予算つけてくれるの?初めてなので選定ミスしたらこちら負担?
どの程度リスクを見てくれるかでこちらの費用も変わってきます。






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