世の中には色々なアナログ回路の作り方が載っています。YouTubeでの解説もあります。
もちろん自己責任になりますが、市場に正規の機器ば入手出来ない状況で動作させる状況は起こりうるので色々な情報をもとに作りました。
まず停電条件を整理します。瞬停で回路が誤作動する事をタイマーで回避します。
停電では回路の制御電源も確保しなくてはいけませんが、今回はバッテリと充電回路は流通している機器をできるだけ使用する事を前提にしています。コンデンサを使ったバップアップはまだまだ調べる事やテストが必要です。
①コンセント100v用にボルテージセンサーを考えます。
マイコン用のセンサーですが、トランスで絶縁している事と二次側の電圧の変更が容易なのでこれを参考にしました。絶縁せず直接ダイオードで整流しても部品点数が減って安くできるのかもしれませんが。
アナログ回路で設計するので交流電圧を整流して積分する事にします。
半波整流でも全波整流でも良いのですが、全波整流でダイオードが1個壊れて判定がおかしくなってもどうかと思い半波整流を考えています。それも想定して全波整流で進めるのも良いかもしません。
100vと60vで直流電圧で8.5vと4.9vを判定の為コンパレータに渡して判定です。次のコンパレータで出力を反転出力します。
コンパレータではヒステリシスに幅を持たせて閾値でのチャタリングも防止しています。詳しくはトランジスタ技術に解説があります。
コンパレータ
停電判定は3秒のタイマーを組みました。抵抗とコンデンサーで組んでみましたがリレー出力のトランジスターの増幅率と抵抗の電流を考慮しないと出力が足らなくなる事がありますが、そのはLT spiceで十分確認した方が良いです。
シュミレーションの為にリレー回路はここを参考にしました。
555タイマーを使った回路も試してみました。
これが曲者でネットに載っている回路がどれも解説が不十分で動作しても予期しない事が起きそうなものが多いです。
海外の動画ですが、回路説明は一番良いと思います。555タイマー
デバック用にLEDを4つ、電源、判定、タイマー、リレー動作を考えました。これらのトランジスタ出力にリレーを追加しました。直接ドライブすると続く回路の電流等が影響が出ました。
動作したかの記録にラッチリレーを追加しようと思います。
色々調べていると継電器としてはアナログ回路では無くMCUを使った回路でないとダメの様です。理由は制御が出来ない状態を表示しないといけないのでウオッチドックタイマでエラーが出たらLED点灯しないと安全性を担保出来ないという事でしょう。
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