2019年4月9日火曜日

3Dデザインと基板作成無料ツール

3Dプリンターで出力する為のデータ作りはオートデスクが提供する無料のtinkercadといるサービスを使っています。四角、球体、三角錐等のベースの素材を合体させて簡単な形状を作る事が出来ます。ネジや複雑な形状は他の人が作ったサンプルを改変してオリジナルの形状を作る事が出来ます。
https://www.tinkercad.com/things
出来上がった作品をstlファイル(拡張子.stl)で出力すれば3Dプリンターで簡単に出力出来ます。
いい時代です。
次に基板ですが、以前は同じ様なクラウドサービスで基板を設計していましたが、無料だったのですが、公開が中止されてしまいました。無料なので文句は言えません。
なので同じくオートデスクが有料の基板設計ソフトのEAGLEの制限版(両面基板基板で
10cm角まで無料)を使っています。
先ず画面右上の部品配置と配線を決めます。その後中心下の部品のフットプリントを基板サイズの中に配置して配線します。その際に先に部品配置の後の配線とフットプリントの際の配線は紐づいているのでそれ以外の配線をするとエラーが出ます。
それを中国基板メーカーのwebサイトにアップロードしてビューアーで内容を確認してからクレジットカードで決済して手配します。製作に一週間程度でその後クーリエサービスで2-3週間で届きます。両面基板10cm角10枚で500円で送料が2000円程度です。

すると下記写真左上の様なパックが届くので、それに部品を半田付けしていきます。
今回の作品は最初のテストから2年半が経って、ある程度完成するまで1年掛かりました。その後も地味に改良を重ねて性能アップと安定性を上げて来ました。
基板は失敗作も含めて30個以上デザインして、部品を半田した分でも10個以上試作しました。
Wifiアナライザーもテスター位の測定器しか無く性能評価がまさしく実機を試作してテストを繰り返すアナログ的な作業の連続でした。
どうせ作るなら自分たちの納得のいくまで仕上げようとやっています。
多分,stay hungry, stay foolishですかね?

0 件のコメント:

コメントを投稿