2018年8月28日火曜日

WIO LTEでIoTとクラウド(1)

今回はWIO LTEを使って遠隔監視(操作)をIoTとクラウドでPoC。

先ずクラウドの説明から、正確な説明はインターネットの情報で補足して下さい。

初期のインターネットはサーバー(情報源)とクライアント(pc)で構成されていました。
クライアントがサーバーにリクエスト、サーバーがクライアントにリクエストに答える。
逆にリクエストしないと答えない。(今の会社のシステムの多くはここで止まってる?)
サーバーがリクエストが無くても情報を送る事をpushすると言います。プロトコルの改変でサーバーはpushする事は出来る様にはなりましたが、インターネット上のクラウドがこのデータをデータベース蓄積、データの解析して必要に応じて目的の機器にpushをするサービスがクラウドと呼ばれています。
具体的なサービスはアップルのicloud、SNS(facebook,LINE等),AWS(amazon web service), google cloud等々。知らず知らずのうちに使っています。

現在の遠隔監視の多くはサーバーとクライアント方式(ソーラーなんちゃらの写真はマズイかな?)センサーが機器の状態を記録して閾値を超えると発報。
何が問題?閾値を超えるまで問題発生を把握出来ない。センサーが取得した膨大なデータ
がサーバーに蓄積されるのですが取り出さないと解析が出来ない。
電力消費が多くデーターも分単位で大量に取得するので通信料も多い。殆どデータの二次利用はしていない。

では今回のIoTとクラウドを使ったシステムはと言うとセンサーを取り付けたIoT機器が最小限のデータを取得してクラウドに送信するクラウドはデータを蓄積しながら閾値を超えれば故障判定若しくは異常の判定をクラウドにつながった機械学習サービスを使って異常予兆検知をする。

今回実践するPoCは受電盤の異常予兆検知を通じて適切なメンテナンスをしてより長く機器を安全に安定して使用するのが目的。二次的に問題を整理して製品の工場に役立てる。

次は具体的な進め方について、

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