2019年2月19日火曜日

第3回AIアイデアコンテスト

人生の中でここまで真剣に学んだ事はなかったように思います。
この半年この様に最新技術の理解の為、週の半分の時間を使わせて頂いた事に社長、末政さん、坂田さんまた同じ課の方々に少なからずご迷惑を掛けているもののご理解頂き改めて感謝の念が絶えません。

今回受賞は逃しましたが、作品自体の出来は良く仕上げています。
アイデアコンテスト自体は、そもそもきっかけにすぎずビシネスに使う事を目的としています。
3年前に宮城の小野さんのブログで赤外線+Wifi接続の試作を見た時に閃いた事が全ての始まりです。メンテナンス講習会を通じて赤外線の重要性が理解出来ていたので画期的なものとして一緒に開発し始めたのですが、電波法やソフト、ハードの問題を解決するのに1年かかりました。取り扱いが特殊でソフトとハードの知識がある程度無いと使いこなす事が難しいものになりました。
スイッチサイエンスのオンラインページで販売しています。


Appleアプリは小野さんで



載せてテストは簡単でした。

本格的にドローンを操作する段になると2.4Ghzの混線の問題で色々な種類のドローンを買って試す事を1年繰り返しました。(もう持ってても仕方ないので昨年末社内の皆さんに差し上げました。)その間ドローン自体の知識、6軸センサー(ロール、ピッチ、ヨウ)姿勢制御も調べる事になりました。
見つけたモデルがこのZerotech Dobby.
(下に3Dプリンターで作ったランディングギアにセンサー基板+バッテリ収納)

小野さんは元々機械学習を研究されていて色々なブログの記事が上場企業から検索される程の知識で国内では知る人ぞ知る人で、直ぐに赤外線を使った人体認識を作ってメーカーフェア東京にあっという間に出場出来ました。
2016年11月時点で機械学習等色々と記事にされていています。

さてドローンは事故や事件のせいで規制が厳しくなり航空法の許可が必要になりましたが、200g以下は制度上おもちゃ扱いで規制の対象外です。
そこでおもちゃのドローンをテストしましたがドローンに搭載する段になると2.4Ghzの混線の問題で色々な種類のドローンを買って試す事を1年繰り返しました。その間ドローン自体の知識、6軸センサー(ロール、ピッチ、ヨウ)姿勢制御も調べる事になりました。
とりあえず使えるモデルはありますが、画像を安定させる為にドローンに搭載されているジンバルとは別に軽量のジンバルを作る必要が出てきました。
で作りました。
これをDJI mavic airに搭載すると

油川さんが3年前に重力を利用したジンバルを作ってくれましたがこれはダメでした。

現在ドローンのモーターの磁気嵐でノイズの問題と戦っていますが、これができればこんな映像が既に撮れます。
ソフトバンクがやっている太陽光パネルの画像認識を使った不良診断をしようと思っています。
ソフトバンクは300万のドローンと専門会社のサービスなのでそれなりのコストが掛かります。
これを今回開発した赤外線画像診断にすると一般の数万円のドローンでシステム構成も数万円で可能でなおかつ、アマゾン(AWS)のサービスを使うと何万人のユーザーにサービスが提供出来ます。
200g以下のドローンを使えば産業用だけでなく家庭用太陽光のシステムの点検にも応用出来れば何十万件の規模のサービスが可能になります。

これで次回の商工会議所の要件を満たしながらビジネスに結びつける事が出来ます。

さて、今回授賞式に参加して初めてコンテストの意味が理解出来ました。
(既にマーケッティングが終わっているものも対象になるのであれば明記しないといけない様に思います。その場合の条件も曖昧で、今回の受賞者は12月には既にかなりの部分が完成されていた事になります。)
主催者の意図が途中で変わった様に思いますがそれが条件ならその条件にあわせるだけです。

そうであればこれまでの事を集大成して参加すれば良い事になります。
応募の資料も今回のプレゼンテーションを見る限り申込の内容を簡素にして見栄えのあるプレゼンテーションにする必要もあります。

今回は申込むまで3か月しかなく要件を満たす事は出来ませんでしたが、次回はファイナリストに残る方法も理解出来ました。会長賞は=ビジネスなのでそこも狙って行こうと思います。
これまでの半年で機械学習の概略は理解して実践もある程度出来ました。
ここからビジネスレベルまで持って行くのであれば更に色々な事を集中して進めないといけません。
仮に会社からの条件今よりが厳しくなっても進んでいこうと思います。

今まではAIとは便利なブラックボックスとした理解でしたが、今は内容を理解した上で素晴らしい技術だと思います。
確かに社内や一般の人には説明が難しい内容ですが、チャレンジして行こうと思います。

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