2018年10月24日水曜日

機械学習のハードウェアのおさらい。

今後AI(人工知能)という単語は初心者に簡単に説明する為の表現でこの機能を使った製品もしくはサービスを提供する会社はML(Machine Learning)機械学習という単語を使って行きます。最近AI=万能といったイメージが一人歩きしている為です。
今までのコンピューティングと同じで結果を出す為の過程は今まで以上に複雑で時間も手間の掛かる作業です。

まずはテレビで紹介されたメーカーとハードウェア(AI,GPU,自動運転等)を分かりやすく説明しています。
https://youtu.be/ofjy7R_urs0
AIとしては医療用にFUJIFILMが自動運転用としてはトヨタ(一般車)、ISUZU(商用車)、ヤマハ(農業用ドローン等)で開発に使っています。
移動用でなければサーバーベースのGPUを使って移動を伴う場合はエッジとしてXavierをつかっています。
Copyright © 2018 NVIDIA Corporation
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流石にゲームの開発で創業した会社なので実車でテストする前のシュミレータも開発してこれを元に機械学習をして実車テストするので安全性はかなり向上しています。その為のリソースも潤沢なので各社共同開発するのだと思います。Intelも開発を追っかけていますが石だけでは資本力が同じでもこの違いは大きいです。
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中身はこれらです。
左がJetson TX2(去年モデル)右がJetson Xavier(最新モデル)
TX2はバッテリー駆動する様に改造してます。
TX2のオリジナルはI/Oベーズボード大きすぎて使い難いので…

ハードのスペックの違いは今までが工場の倉庫の自動搬送用の組み込みから本格的な自動車の自動運転を目的としたものに変わったので価格とスペックは大きく発展しました。今までのTX2は少し非力な部分があり2台使っているところもありました。
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あと参考にロボットの分野も同じハードウェアが使われています。
この分野も日本は遅来ています。ロボット用のOS(ROS)がありこれらはオープンソーであまり表には出て来ていませんが建設現場の物資の輸送にテストしているようです。
BostonDynamics社がどうやら日本のゼネコンと共同で実験している動画を見つけました。この会社が有名なのは米軍が戦場での物資の輸送にこのシステムを実戦配備しているので知られています。悲しい現実ですが、シリコンバレーも元は軍需産業です。
動画に出てくる看板からして日本国内のビル建設でテストしているのでもうすぐニュースになるのでしょうか?
https://youtu.be/wND9goxDVrY
運動性能の良さを表した動画も貼っておきます。
https://youtu.be/kHBcVlqpvZ8

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