2019年3月4日月曜日

赤外線ビジネスプラン


後藤さんに教えてもらった2017年3月時点の太陽光設備の数字。

実稼働件数合計  464,811 件   10KW以上すべて
  内数     441,485 件   50KW未満
       
         13,139  件  50KW以上500KW未満
          4,949 件 500KW以上1000KW未満
          
          4,918 件1000KW以上2000KW未満
                      320 件2000KW以上

恐らく特高クラスは250万のドローン等を使ったメンテナンスは年次点検等で使われている?
2MWクラス以上も1/3位は同じ様なサービスを実施しているとして2000件前後
高圧でそれ以外のマーケットはMAVIC 2 ENTEPRISE DUO(40万円)がシェアーを伸ばすとしても分母20000件の需要がります。つまり10倍
恐らく現在500k未満で15000件位のマーケットはドローンを使ったサービスのイニシャルコストがネックになるのでそこで今回のサービスを使うとして初年度のマーケットをどうシミュレーションするか?
メンテナンス会社が250万のドローンを使った赤外線の一回の点検サービスは20−30万/回、MAVIC 2 ENTEPRISE DUOで点検した場合は10万からと推測すると
それよりも安く5-7万円位がターゲット。センサー解像度は同じ。

10万程度のDJI個人用ドローンに5万円の赤外線機器に仮にTX2でシステムを組んでAIのサービスを提供する費用15万円のサービスで30万円がイニシャルコストで15000件のマーケットの半分を想定。
点検会社からすると6回の点検で元は取れます。仮に墜落しても被害は15万円までです。
AI機器は墜落しません。

後は初年度を弊社がおのシステムを500件受注見込みとして全体として5000万円(その内弊社の赤外線システムは2500万円)
売り上げとしては2年目行こう1000件−2000件(3年目)−2500件(4年目)として5000万ー1億ー1億2500万の売り上げになります。

それよりも200gのドローンを使った50kw未満の想定をすると凄い事になります。
MAVIC 2 ENTEPRISE DUOは1100gなので家屋の上空を飛行する事は実質無理。
だとすると45万件のマーケットが市場規模としてあります。
小型のドローンは5万円程度が安全にコントロール出来るモデルの市場価格なのでそれに5万の赤外線システム(上記と全く同じシステム)を導入したとして10倍から20倍の潜在需要として5億ー10億ー12億5000万円
ドローンに搭載せず竿(3m)に装着してさらにシェアを取れればそれ以上のセールスが見込めます。
ここまではほぼ完成しているシステム(2年も開発掛かってますが…)
基板の完成品をどこかに販売を委託するのも良いかも?
この場合はAWSのクラウドのサービスを使って一軒1万円をメンテナンス会社から頂戴すると初年度1000件として1000万円の売り上げになります。以降2000件、3000件等で良いと思います。
TX2を購入すれば15万円でメンテナンス会社が書類を発行するとメンテナンス会社の設備費としては15万で済みます。

ここからが本筋、これらの赤外線システムを使ったAIシステム(10ー30万円)をターゲットにすれば日本メンテナンス協会の知名度アップに役立つはず?
Xavier(30万円)を使わなくても5〜7クラス(ストリング落ちやセルの以上程度の)であればTX2(15万円)で赤外線画像認識は可能。
標準の形(システム構成)

基本フレームワークは今回のコンテスト様に完成しているので後は赤外線画像でパネル異常データを収集、学習でモデルを作る。

スケーラビリティ1000件の客先から注文が来てもTX2のハードを代理店から購入後バイナリーでソフトを書き込むだけ。
AWS(クラウド)を使う事が可能で実質的に世界中にサービスを提供することも技術的に可能。
もちろん太陽光以外の応用も効くシステム(害獣対策、災害救助等)

当面の課題
①パネル異常をAI画像認識して記録をとるシステムの開発(技術的に可能で難しいシステムではありませんが、今の技術者の畑違いで対応策が必要)。
②AWS(クラウド)システムも早晩必要ですが、未知の世界で1年位掛かる可能性がある。DOCKERと呼ばれるソフトで現在のNVIDIAのシステムのイメージをAWSでシミュレーションさせるだけですが、セキュリティ等に本格的なシステムエンジニアが必要。アマゾン大阪のサポートはある程度期待出来ますが。

現状のシステムを太陽光にチューニングするのに夏頃位、それまでにデータが取れれば秋頃行こうに試作は完成、第3回AIアイデアコンテストに申し込みで要件を全て満たす事とビジネスとしての目処も立つ?

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