2019年3月13日水曜日

赤外線、サーモグラフィー

元々パネルの不良の検査を安く効率的に出来そうと3年前からコツコツとしてスマホのアプリや専用基板を作っています。サポートに無理があるのでDIY出来る人に掛かった費用を払って貰って自力で製作して貰っています。
東京のMFT2017,2018展示会にも出て、メーカーの開発者ページにも載せて貰えるまでになっています。
商工会議所のコンペに落選しましたが、引き続き開発はしています。
良い縁談のお話も来そうですし。

さて本題の開発ですが現在250万円するドローンに搭載されている赤外線センサーはFLIR社のTAUと言う解像度640x320の温度計測の出来るセンサーを積んでいます。150万円するセンサーですが、既に旧型です。それに変わってBOSONと言う新しいモデルが出ていますが、温度計測に制約があります。640x320で60万円、320x240で22万円です。
今回開発にBOSON320x240を使って擬似的に640x320にチャレンジ中。
今開発したLEPTON3.5も擬似的に640x320を出力していますが、流石に同じと言うわけにはいきません。いい線行ってると思いますが…

lepton
BOSON320X240
解像度もさることながらフレームレートが1秒間60枚が良いです。
(ブログ動画を添付する為に画質を落としています。)
LEPTON3.5が4万円、BOSON320x240が22万円なので解像度が4倍で価格が5.5倍の差です。
コストパフォーマンスはあると思います。

ドローンに積んだ実験は一部の方がされていてその補助器具(ジンバル)を試行錯誤中です。もう1年以上は掛かっています。磁気ノイズの解決にフェライトコア等を使ってもダメでした。ノイズを考慮してフォトカプラを使っていますがブラシレスモーターの磁気の影響は凄まじいです。

多分個人レベルでここまで研究している人は世界でも珍しいと思います。AIも使いこなして3軸センサー使って何か作ろうとするおバカさんはいないでしょうね。
でも完成したら画期なシステムになります。挑戦は続く…

アルミ板でシールド用の箱を製作中。配線も3線のシールド線に交換。これ以上はどうしようもない。
これ上手く行けば良いのですが、、、
これが出来れば安くて軽い機構になるので結構画期的?映像がどこまで安定するかが問題ではありますが、ドローンの姿勢制御の安定性に左右されます。

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