2020年2月20日木曜日

AIってほぼ独占されています。そのドライバーインストールが大変です。

行列=線形代数≒並列計算はGPUを使って計算する事で膨大な計算を短縮しています。
そのGPUにいち早く取り組んでいるのがNVIDIAというゲームのGPUを作っている会社。
もちろんFPGAやTPU等他のハードもありますが如何せんハードウェアドライバーを使ってCPUや他との連携が必要なのでハードだけで解決しません。
CNN=コンボリューショナルニューラルネットワーク


これらのここに繋がっている線の部分が神経の様に繋がっています。このそれぞれの線をGPUで行列を使って計算します。
NVIDIAのGPUを使うにはドライバーCUDA(cuDNN)が必要です。

CUDA(Compute Unified Device Architecture:クーダ)とは、NVIDIAが開発・提供している、GPU向けの汎用並列コンピューティングプラットフォーム(並列コンピューティングアーキテクチャ)およびプログラミングモデルである。専用のC/C++コンパイラ (nvcc) やライブラリ (API) などが提供されている。なおNVIDIA製GPUにおいては、OpenCL/DirectComputeなどの類似APIコールは、すべて共通のGPGPUプラットフォームであるCUDAを経由することになる
The NVIDIA CUDA® Deep Neural Network library (cuDNN)
出典:ウキペディア

これがあるか無いかで並列計算速度はこんなに違います。
計算スピードは何倍の違いと言うより何乗の違いになります。
出典:NVIDIA

このドライバーのインストールは厄介でとても大変です。
AIを初めて2年ほどですが、このドライバーのインストールに述べにして2ヶ月位の時間が掛かっています。
アップデートや電源喪失で壊れて入れ直す事も多々あり。現在も原因不明なドライバーの不具合があります。

基本Linux(Ubuntu)は一般に売られていないので普通のサポートが得られません。
が、見つけました。パソコン工房でUbuntuパソコンにNVIDIAのGPU付きのパソコンを販売しています。それもNVIDIAのお墨付き。https://ascii.jp/elem/000/001/791/1791764/

これにWindowsのデュアルブート(これでVIVE PROも外でデモ可能。)をつけて税込40万円。これが安いと思えるのが恐ろしい。
でもこのノートパソコン総重量5kgです。それでもデスクトップパソコンを持ち歩くより楽です。

なんでこんな事になったのかと思う今日この頃。
こんな事で週末何日も調べにパソコンショップをはしごしてオンラインサポートに聴きまくって疲れています。第一この深層学習とパソコンの事を分かるショップは殆どありません。ショップをいろいろ調べると問合せはあるようですが、WINDOWSみたいにサポートが無いので自力で調べないといけません。個々の機器のドライバーとの相性やUbuntu16や18との相性もあり複雑です。

0 件のコメント:

コメントを投稿