2020年2月2日日曜日

AI(人工知能)とは≒数理最適化?

高々2年程度ディープラーニングを触っている程度で烏滸がましいのですが、最近初心者にAIとは?とお話をする機会があります。
まさか早稲田大学で医師に説明する機会がくるとは思いも寄らないです。
なので自分なりにまとめています。

真値を探索する為に統計と確率を使って特徴点を導き出す?
 


アポロ11号が1969年に月に人類を着陸させました。
今のコンピュータやGPSも無く宇宙にある全ての指標は刻々と動く中384400kmを飛行するにはどうすれば良いでしょうか?
今のAIに通じる統計学と確率を使った計算(カルマンフィルター)を2MHz、36kROMと2kRAMのプロセッサを使って71行のプログラムで軌道計算しながらそれを成し遂げました。当時の機器でそれを証明しました。
中国が今ロケットで月に着陸させても正直、今の技術では当たり前の事です。
このルドルフカルマン(1930−2016)によって提唱されたカルマンフィルターは現在のディープラーニングや自動運転でも使われるアルゴリズムです。

乱暴ですがこの統計学と確率論で数理適正化がAIという事になると説明しています。
AI,自動運転、VR(仮想現実)の様な最新技術はほとんどこのAIと同じと同じ手法を取っています。人の脳や経験も同じ事をやっているのではと思うのですが、違いは感情と創造はまだAIが辿りついていない様に思います。それに近い技術の話はありますが人工無脳の様に私には思えます。(ここの話は長くなるので割愛します。また色々な意見があると思います。)

この数理適正化は一般の人には理解が難しいので単にAIといってブラックボックス化しているようです。これからの時代はこの部分の理解無しで技術を語れない事になるので、どの分野も理解する人を確保する必要があると思います。現在雇用している人に教育する事も必要ですし経営TOPでも上記ポイントを理解する必要があると思います。

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